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インボイス制度から3年:個人事業主が「法人化」すべきたった一つのタイミング
LAST UPDATED: 2026-02-01
Key Insight
インボイス制度後の環境下における、個人事業主の法人成り(法人化)タイミングの損益分岐点分析。社会保険料負担増のリスクと、税率メリットが逆転する具体的な所得ライン(約800-900万円)の提示。
「とりあえず法人化」は火傷する
インボイス制度の導入以降、「課税事業者になるなら、いっそ法人化してしまおう」という安易な動きが加速しました。 しかし、法人化は魔法の杖ではありません。 そこには「社会保険料」という名の、重い重いコストが待っています。
個人事業主であれば、国民年金と国保で済みました。 しかし法人化すれば、あなた自身の給料に対して、会社と個人で合わせて約30%の社会保険料がかかってきます。 売上が1000万円を超えたからといって、すぐに法人化するのが正解とは限りません。
黄金の分岐点は「800万円」ではない
では、いつ法人化すべきか? それは**「利益(所得)が900万円を超え、かつ、将来的に人を雇う覚悟が決まった時」**です。 実は、税率だけのメリット(所得税vs法人税)で見れば、分岐点はもっとこのあたりにあります。 そして何より重要なのは、「自分以外の人生を背負う覚悟」があるかどうか。
法人とは「法の人」と書きます。 それはあなたとは別人格の、社会的な生き物を作るということです。 単なる節税マシーンとして法人を作るのではなく、「ビジョンを達成するための器」として法人を作る。 そのマインドセットの切り替えができた時こそが、真の創業のタイミングです。
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